※事前に8GB以上の容量のUSBメモリを買っておこう

前置きのたわごと

Windows10(出荷時はWIN8)の古い10年以上前のノートPC DELL Latitude 6430u
(去年キーボードに盛大に水をこぼしタッチパッドもろとも誤作動するようになって仕方なく線を引っこ抜きUSBでキーボードとマウスをつないで使っている。ノートなのにこんな姿になってしまった…涙)
このPCのosをlinux mint lmde6に入れ替えた

Windows11にシステム要件でアップデートはできないPCだし
ゴロゴロしながらネットや動画を見る用だから動けばなんでもよかった

Googleが直接androidOSのisoファイル出してくれるならandroidノートにしたかったけどそんなのはないんだよなぁ
ブルアカやCODモバイルをPCでやりたくてwaydroidやブルースタックスとかエミュレーターも入れたことあるけどしっくりこない

スマホゲーやりたいならchrome bookもいいのかもしれないけどどうなんだろう?
もうでかい画面でスマホゲーやりたかったらiPadしかないのか?

でもiPad高いんだよなandroidと違いサポート期間がくそ長いからそこはいいんだけどね

linux mintはubuntuベースのCinnamon Editionが人気なようだけど
あえてDebianベースのDebian Edition LMDE6を入れてみた
ubuntuそのものも使ったことあるけど
なんかlinuxにしては重くて少し動きが重いし
最初にコマンドでやることが多いからめんどくてmintにした

sudo ○○○○○○○○○○○○

とかってやつね

まあコマンド嫌ならlinuxは使わないほうがいいんだろうけどw

今回のPC
DELL Latitude 6430uのスペックは

CPUがCore i5-3437U 64vit
メモリ DDR3 4GB
ストレージは 128GBの東芝製SATA SSD

ネット用に5年くらい前に中古で2万円ちょっとで買ったものだ

3000番台CPUに
SATA SSD
メモリDDR3が時代を感じる
SSDはクリスタルディスクインフォで80%台だったので不良セクタは出ているもののまだまだいけそうだ
読み込みは遅いけど

これにlinux mint LMDE6をインストールする

linux mint LMDE6インストール手順(ここからが本題)

linux mintインストール用のUSBメモリで作るブートドライブを作成する

https://www.linuxmint.com/に行き右上のDownladからインストールしたいOSのISOファイルをダウンロードする

ココ↓

ubuntuベースのCinnamonでもいいけど今回はDebianベースのLMDE6デビアンエディションにする


忘れやすいけど64vitか32vitか自分のPCに合わせて選ぶ
今はもう32はあんましないだろうけど

いろんな国のサーバーからダウンロードできる
日本もある
どこがいいかはわからないw

気になる人は配布ファイルが本物か確認しておくといい
僕は面倒だからインストール後に確認する

↓の文字は誰でも偽isoファイルを作れる。公式のものをダウンロードしているか確認するのはあなたの責任です。指示に従って確認してねとあります
昔マルウエア入りのlinux mint OSが配布されたことがあるからその対策ですね
めったにありませんが一応確認しておきましょう

usb回復ドライブ作成ソフトRufusをダウンロードする

https://rufus.ie/ja

Windowsではでこれがオススメ!

ダウンロードページ↓

下に行くと

64vitPCで作業するならWindows x64版

32vitPCで作業するならWindows x86版をダウンロードする

x64portableバージョンはフォルダを移動させても使えて便利かもしれないけど
結局exeファイルでワンクリックで簡単にインストールできるからどっちでもいいっちゃいい

このソフトとUSBメモリを使って回復ドライブを作っておくとOSのクリーンインストールが速く簡単になるのでWindowsやlinuxは作っておくといいかも(macのことはわからん)

Rufusを起動してlinux mintのisoファイルでUSBメモリでブートドライブを作る

USBメモリをPCに差し
exeファイルを起動したら選択を押す
うぷ主は無駄に64GBを使っているけど8GBで十分
(何回もフォーマットして使いまわす場合容量大きいほうがメモリの持ちがいい気がするもんで…いまや値段も高くない)

ダウンロードしたlinux mint LMDE6OSのisoファイルを選ぶ
これはあくまでUSB起動回復ドライブの中だけの設定なんであとは触らなくてOK!

終わったらスタートを押す

基本的にスタートを押して待つだけ

PCにlinux mintをインストール

ブート(起動)ドライブをUSBメモリにする

DELL Latitude 6430uに作成したブートドライブを差して電源を入れF2ボタンを連打しUEFI(BIOS)画面を出す
押すボタンはPCメーカーによって違う。delete連打のメーカーもある(ASUSマザボのPCはdelete連打)
メーカーによってUEFIやBIOS画面の作りが違うけどやることは基本的に同じ

Settings内のGenetalをクリックしその中のBoot Sequenceをクリックする↓

はdevianがブート(起動)ドライブになっているのでPCに差したlinux mintOSのUSBメモリを一番上にして起動ドライブにする
Windowsが入っていると一番上はWindowsになっている
OSによって変わる

linux mintのisoファイルを入れたUSBをデフォルトのブートドライブにするために一番上にする
ASUSのマザボなんかでは単純にブートドライブを選んで起動したりもする

biosもUEFIもこの辺は基本的に同じ

これを↓

こう一番上に移動する↓

次にセキュアブートを解除しておく(できればONのほうが良いが…)

セキュアブートはOS起動時SSDやHDDやUSBメモリなんかからマルウエアをインストールしないようにセキュリティーのため一応ついているものですが、OSインストールの時に特に古いPCだと悪さをする時があります
なので僕は今回一応OFFにしておきます

※最近はlinuxもセキュアブートに対応していてlinuxインストール時にEnroll Mokパスワードを設定して再起動後に設定したパスワードを入力すればセキュアブートONでちゃんとlinuxをインストールできますが、僕の知識が無いせいか権限がうまく設定できなくてグラボやcudaなんかのインストールや設定がうまくいかない場合がありました。知識があるかグラフィックボードを使わないならセキュアブートONのほうがセキュリティー面でよいと思うのでセキュアONをオススメします

セキュアブートOFFにするにはまずSecure Boot Enableをクリックする
Enabled(有効)になっていたらDisable(無効)にする

終わったら最後にExitで終了する

あとはメニュー手順に従ってlinux mint LMDE6をインストール

設定、セットアップ

今回言語はJapanese

名前やパスワードや言語など設定していく

welcomeメニューが出てきたら最低限セキュリティーのためにファイヤーウォールをONにすればとりあえずOK

下に行くとファイヤーウォールがある
定番のufwだ

ファイヤウォールの起動をクリックすると権限のパスワード認証をする
作ったアカウントのパスワードを入力する

ファイヤーウォールの設定をする

プロファイルはWIFIルーターを通してプリンターや他の端末と通信したりしないなら自宅でもなるべくパブリックが無難だろう(パブリック=公衆wifiなどを使う用のモードで一番セキュリティーが高い)

デフォルトではファイヤーウォール機能がOFFなのでstatusのボタンをクリックしてONにする

スイッチと盾に色が付きこれでONになった↓
あとincoming(PC外部から内部へのアクセス)をRejectかDeny(DROP)(どちらも通信を断つという意味)にしておくのが無難だ

RejectとDenyの違いは
Rejectは通信を受け付けないという反応を相手に通知し
Denyは単に通信の無視するというところだ
どちらも通信を受け付けずパケットを破棄するという動作
違いは相手に通知するかどうか

色々な論争があってどっちが良いとはいえないけど個人的にはDeny(DROP)のほうがいい気もするけど何とも言えない

ちなみにデフォルトはRejectだった

次にoutgoing(PC内部から外部へのアクセス)は通信の送信設定
これはAllow(許可)でいい
何らかの理由でインターネット通信を完全に断ちたい時はincomingとoutgoingをDenyにすれば通信不能にできる
(lanケーブル引っこ抜いたり、wifiOFFにするほうが速いけど)

incomingのReject OR Deny(DROP) 問題
これはlinuxの欠陥の一つかもしれない

最後に言語の追加設定(日本語の場合)

システム→言語設定

まずデスクトップ左下のメニューを左クリックし

システム設定→言語→システムのロケールをシステム全体に適用する

システム設定をクリック↓

システムの設定へ入る↓

下へ行き言語をクリック↓

システムのロケールをシステム全体に適用をクリック↓
これで言語はOK

システム→入力方式の設定

システムの設定へ戻り入力方式をクリックし設定する↓

↓日本語をクリックし言語サポートのパッケージをインストール
入力フレームワーク(インプットメソッドフレームワーク)をfcitxに設定

インストールが終わったら最後に最後に再起動
これで最低限のセットアップは終了です

ちなみにlinuxの日本語変換は自分で辞書に登録しないと
例えば
サッカー

soccer
のような変換はできない

漢字なんかはほぼ完ぺきなんだけどね
どっかにそういう便利なファイルありそうだけど誰か作ってくれないかな?

linux mint LMDE6を数か月使った感想

個人的な感想ですがlinux mintはかなりWindowsOSに近い使い方ができます
ネットや動画を見たりするだけなら本当にwinと変わらない

とはいえ完全にWindowsの代わりになるかといえばそうでもない

adobeソフトなんかはlinuxで使えないし(photopeaという手もあるがやっぱ本家フォトショのほうがかゆいとこに手が届く)
個人的に無料動画編集ソフト最強のゆっくりムービーメーカー4もWindowsでしか使えないのよな(oracle virtual voxで一応使えるけどCPU使用率がおかしいのであまり使いたくない)

無料でフォトショの代わりにGIMPはあるし動画編集にはkdenliveがある
一応使えるけどやっぱりフォトショやクリスタやプレミアプロと比べると使いにくい
自動選択ツールなんかも無い
(無料にしてはすごくいいアプリだけど)

wineなんかも使ってみたけど本当に使いたいソフトがどうしても動かなかったりするし文字化けも気になった(この辺はトライアンドエラーで何とかなりそうだけど数時間すぐ溶けるし、ファイルのインストールとアンインストール繰り返すからストレージの消耗が気になる)


linux mintはMicrosoft officeの代わりに
無料Libre Officeが入ってるんだけど
一見ほとんどどっちも変わらないけど
これもWindowsでLibre Office使ったことあるが
抽出して削除するような作業でコマンドが本家より地味に少なくて使いにくい
ま、officeもそうそう使わないからいいんだけど

プリンターはキャノンの古いプリンター使ってるんだけど何も入れなくてもUSBつなげば素で使えた!
(ubuntuでは公式サイトからダウンロードしたドライバー入れたけどなんか使えたり使えなかったり不安定だった謎💦)


まあ無料OSに求めすぎなのかもだけど
逆に言えばlinuxは知識があればOSやソフトに金かからないし最強ではある

linuxフレーバーではソフトやドライバーなんかのインストールで必ず何回もsudoなどコマンドのお世話になりweb検索やchatGPTでの試行錯誤が始まったりします(本来linuxはそういうもの)
がmintはソフトウエアマネージャー(Windowsでいうマイクロソフトストア)でポチポチでだいたい事足ります

今回はGPUのないサブ機での軽い導入でしたが
一回メイン機のIntel11世代CPUにRTX3070GPUのPCに
gitとPythonとCUDAとグラボドライバーを導入してstable diffusion forgeを動かそうとしたときはなかなかうまくいかずに辞めました

結局メインPCはWindows11に落ち着きましたが色々不満があるのでどうするやら…

もう
Windowsクリーンインストール後のセットアップで
ローカルアカウントでサインインするために
lanケーブル抜いて[Shift]+[F10]を押し

oobe\BypassNRO.cmd

と入力するのは疲れました

だってWindows11サインインしたら余計な事ばかりするんだもん

Windowsへの不満は
OSは極力軽く作ってほしいところ
ユーザーのプライバシーをもっと大事にしてほしいところ
アップデート時に勝手に設定を変えないこと
まず最初にOneDriveやらゲームやらいっぱいアプリ削除して
ニュースや天気やオススメを表示しないようにしてセットアップすんのがメンドクサイ
それやってもなんか重いしほとんどOSしか入ってないCドライブがどんどん容量食われている気がする…

どうにかなりませんかねぇ?マイクロソフトさん??

Windowsはexeファイルなんかを使ったソフトのインストールは本当に簡単だしコマンドプロンプトも情報が豊富で扱いやすいからいいのになぁ…

逆にlinuxでadobeやCLIPスタジオやYMM4やグラボ関係や色んなexeソフトなんかがもっと簡単に使えるならlinuxだけあればいいんだけどなぁ
(アマゾンプライムビデオの画質が悪いのは我慢するから…)

番外編 linux mintは世界のテレビが見れる

あと
linux mintは

Hypnotix

って最初から入ってるアプリで

日本のテレビ&世界のテレビと映画見れるんだよね

いやぁ
15年ぶりくらいに自分の家でテレビみたわwww