Stable Diffusion ComfyUI本体導入方法

StabilityMatrixは何をするにも簡単だがStabilityMatrixのUIが色々ファイルをたくさん入れるとミドルスペックPCではちょっと重くて腹立つのでスタンドアローンで導入

ConfyUIダウンロード

https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI

ページ中盤の
Direct link to download

からダウンロードできる
Pythonはもう入っているのでgitだけPCに入れておく

https://git-scm.com
windows11には7zipファイル解凍機能は最初から入っているけどファイル名が長いと失敗する場合があるので
7ZIPアプリを導入してそれで解凍するか、ファイル名を短くして解凍する

7ZIP公式サイト

https://www.7-zip.org

64vit版Windowsでは

ダウンロード

↑ここからダウンロードする

任意の場所にconfyUIを解凍する

ComfiUIフォルダの1階層目の
run_nvidia_gpu.bat
を実行
これが起動ファイルなのでショートカットを作ってデスクトップに置いておくといい

Windowsによってパソコンが保護されましたと出るのでそれでも実行

そうすると作業画面が出る
とりあえずcomfyUI本体の導入は終了だ
この辺はAUTO1111よりかなり速い

他のstable diffusionを導入済みの場合などそこからモデルの共有方法

僕は既にWindows内にstable diffusion forgeを導入しているが
ComfyUI内にでも同じモデルやloraやvaeやembeddingsやcontrolnetを使いたい

ComfyUIのmodelsフォルダの中に

checkpoints
loras
embeddings
vae
controlnet

などのフォルダがあるのでそれぞれモデルをコピーして導入するのも簡単でいいですが
しかしforgeと同じモデルをComfyUIにいちいちコピーしていたらストレージのディスク容量の残りが大幅に減ってしまう
なので別々のスタンドアローンでのstabe diffusionの導入ですが
StabilityMatrixのように二つのstable diffusionのモデルの共有化をします

ちなみに他のstable diffusionをすでに導入していたり
pc内のどこかにモデルを置いてある場合は
ComfyUI内の
extra_model_paths.yaml.example
ファイルを同じ階層の場所にコピーしファイル名を編集して
名前を
extra_model_paths.yamlにリネーム
して
ファイル内の七行目から始まる↓のコード
特にbase_path:の欄はかなり便利に使える

—————————————————-

base_path: path/to/stable-diffusion-webui/

checkpoints: models/Stable-diffusion
configs: models/Stable-diffusion
vae: models/VAE
loras: |
models/Lora
models/LyCORIS
upscale_models: |
models/ESRGAN
models/RealESRGAN
models/SwinIR
embeddings: embeddings
hypernetworks: models/hypernetworks
controlnet: models/ControlNet

—————————————————-

ここの各モデルフォルダの指定を任意のフォルダに編集するとその場所のファイルを読み込んでくれる
他にstable diffusionを導入しているならば
base_path:にエクスプローラーのその場所を指定すれば全部のモデルが共有できる

stable diffusionのモデルは特にcheckpointは1つのファイルの容量が6ギガとあるやつもあるのでストレージ容量をかなり圧迫する原因になるので
複数のstable diffusionを入れる場合はComfyUIではモデルは共有しておいたほうがいい

この時ファイル階層の間は上記の通り/にする
そのままエクスプローラーからコピーするとフォルダやファイルの階層の区切りが\や¥になるが/に修正する

僕の場合はForeg版をDドライブに導入していたのでこうなる

base_path: D:/webui_forge_cu121_torch231/webui/

base_path:は最後に/を付けるのを忘れずに

上記のようにStabilityMatrixのようにForgeやAUTO1111なんかのモデルと共用すれば同じモデルをPC内に何個も置かないで済む
でもそれをしたのを忘れてそれぞれ環境を再構築したら後でややこしいことになるのでその辺は覚えておこう

ComfyUI managerの追加

拡張機能であるカスタムノードを入れるためのツール
ComfyUI managerを導入します

\ComfyUI\custom_nodes

のフォルダでターミナル又はpowershell又はコマンドプロンプトを開き
gitからDr.Lt.DataさんのComfyUI-Managerページからコマンドプロンプトでgit cloneする
コマンドは以下だ

git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git

これで基本的なWindows11でStable Diffusion ComfyUI 導入は完了です
ComfyUIの作業画面上に
Managerという項目が増えるのでそこで操作できます

最後に

これで基本的なWindowsのComfyUIの導入は終了です
導入自体よりも生成AI画像をComfyUIでPCローカル環境でやりたい場合
ConfyUIというツールがあるのはわかるが
それはgithubcomfyanonymousさんが出していてWindows版はDirect link to downloadからダウンロードできる
導入にはgithubから自動ダウンロード、インストールするため
gitをパソコンにインストールするのが必須
ということを知るほうが難しいのかもしれませんね
僕もlinuxを触る前はgitというものの意味が分かっていませんでした
まだまだ分からないことだらけなのでPCは奥が深いなぁ